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レイチェル・カーソン没後60年

レイチェル・カーソン没後60年によせて

 

化学物質による環境汚染についていちはやく警告した『沈黙の春』、自然とふれあう喜びを語った『センス・オブ・ワンダー』の著者レイチェル・カーソン(1907-1964)。

今年2024年は、彼女の「没後60年」。この機会にこの60年を振り返ることにする。

<関連年譜>

(1964)レイチェル・カーソン死去(4月14日)。56歳。

      『Silent Spring』が『生と死の妙薬』の書名で日本に紹介された。

(1965)彼女の最後のメッセージとなった『センス・オブ・ワンダー』出版。

(1969)石牟礼道子『苦海浄土』出版。

(1974)『Silent Spring』、『沈黙の春』の書名で新潮文庫に。 

(1986)レイチェル・カーソン生誕80年記念事業委員会発足。

(1987)レイチェル・カーソン生誕80年記念事業。

      ブルントラント報告、「持続可能な開発」概念を提唱。

(1988)レイチェル・カーソン日本協会設立。

(1990)アースデイ行事(4月22日)。

(1991)『センス・オブ・ワンダー』(日本語版)出版。

(1992)『沈黙の春』出版30年記念事業。

            ブックレット『「沈黙の春」を読む』発行(かもがわ出版)

リオデジャネイロでの「地球サミット」、「アジェンダ

21」、気候変動枠組条約。生物多様性条約。

(1994)レイチェル・カーソン没後40年記念事業。

(1995)神戸淡路阪神大震災。

(1996)シーア・コルボーンらの著書『奪われし未来』出版。

      環境ISO;14001発行。

(1997)地球温暖化防止京都会議(COP3)開催。

(1998)『「環境の世紀」へ』出版(かもがわ出版)。

(2001)映画「センス・オブ・ワンダー」制作、各地で上映。

(2002)『沈黙の春』出版40年記念事業。

(2004)環境ISO;14001改訂。

(2007)レイチェル・カーソン生誕100年記念事業。

            『レイチェル・カーソン』出版(ミネルヴァ書房)。  

(2008)レイチェル・カーソン日本協会組織変更。関東、関西を拠点に地域に根ざした活動をめざす。

リーマン・ショック。

(2010)生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)開催(名古屋)。

(2011)東日本大震災。東京電力福島第一原発事故。

(2012)『沈黙の春』出版50年記念事業。

(2013)水銀に関する水俣条約。

(2015)「パリ協定」。国連、「SDGs(持続可能な開発目標)」採択。

      環境ISO;14001改訂。

(2018)レイチェル・カーソン日本協会発足30年。東海フォーラム設立。

(2022)『13歳からのレイチェル・カーソン』出版(かもがわ出版)。

(2023)気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)、「化石燃料からの脱却」をめざすことで合意。

(2024)レイチェル・カーソン没後60年記念事業。

 

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