有吉佐和子著『複合汚染』を読む 原 強 1 著者について 『複合汚染』の著者は作家・有吉佐和子です。1931年1月20日生まれ。和歌山市出身。1984年8月30日、急性心不全のため、53歳で死去しました。代表作は、『紀の川』、『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『一の糸』など多数。『複合汚染』ももちろん代表作の一つです。...
アメリカ・モンタナ州地裁 16人の若者の訴え認める...
映画「サステナ・ファーム トキと1%」 ミツバチの大量死とネオニコチノイド系農薬の影響について論じられるようになってからずいぶん時間が経過した。この間に、ミツバチに限らず、さまざまな生き物が影響を受け、生態系が破壊され、生物多様性の危機が深まっているとのレポートが相次いでいる。...
6月は「環境月間」です 6月5日は「環境の日」 6月は「環境月間」です。また、6月5日は「環境の日」です。 これは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。 「国連人間環境会議」は、「かけがえのない地球(Only One...
ブックガイド スザンヌ・シマード著『マザーツリー』 著者はカナダの森林生態学者。大学卒業後、森林局の造林研究員として勤務するなかで従来の森林管理の手法に疑問をもち、研究の道に進み、木々が地中の菌類ネットワークを介してつながり合い、互いを認識し、栄養を送り合っていることを証明した。...
生命誌 「生命誌」は中村桂子さんのキー概念です。...
ブックガイド ジョン・ミッチェル著『追跡・沖縄の枯れ葉剤』...
人新世の『沈黙の春』 『沈黙の春』(原題Silent Spring)が出版されたのは1962年。今年2022年はそれから60年になります。...
小林秀雄の「DDT」 『センス・オブ・ワンダー』は『沈黙の春』とならびレイチェル・カーソンを代表する作品として親しまれてきた。新潮社から出版された単行本によって、読者は上遠恵子さんの翻訳と森本二太郎さんの写真で「センス・オブ・ワンダーの世界」を楽しむことができたのである。...