レイチェル・カーソン日本協会関西フォーラム
「2023年新年会員のつどい」を開催
レイチェル・カーソン日本協会関西フォーラムは、1月9日午後、オンライン機能を活用して「2023新年会員のつどい」を開催しました。
「つどい」の前半は、上岡克己(高知大学名誉教授)さんから「草木に学ぶ—ー牧野富太郎の生涯と思想」について話題提供をしてもらいました。
牧野富太郎は高知県出身の世界的な植物学者ですが、4月からのNHK朝ドラ「らんまん」のモデルに取り上げられました。植物学者が朝ドラの主人公になるのは珍しいことです。
というわけで、放送を前に、牧野富太郎について情報共有を図ることができればということで、今回の企画になりました。
上岡さんは「私は植物学の専門家ではないのですが、牧野の植物を通しての人生や思想、特
に自然に対する謙虚な姿勢には、どこかカーソンの思想と重なるものがあります」として、牧野富太郎の年譜、「雑草という名の草はない」などの言葉を紹介していただきました。
オンライン参加の上遠恵子(レイチェル・カーソン日本協会会長)さんからは、牧野富太郎の指導する「採集会」に参加した時の思い出を語っていただきました。
「つどい」の後半は、原強・関西フォーラム代表からの報告をうけて意見交換、交流を深めました。代表からの報告では、
① 2022年度のふりかえりとして、『沈黙の春』60年を記念する「レイチェル・カーソンのひろば」をもったこと、見学企画として、日本新薬山科植物資料館、JT生命誌研究館の見学会をもったこと、日本新薬山科植物資料館見学は好評であったことからアンコール企画を3月22日(水)に実施すること、会報「モナーク蝶」について継続発行し、8ページ化の試みがおこなわれてきたこと、
② 2023年度の活動予定として、関西フォーラム15年記念行事を4月22日(土)に東海フォーラム5年との合同行事として名古屋で企画する、プログラムは映画「WENDE2」と杉山範子さんの講演になる予定であること、会報「モナーク蝶」について8ページを基準に継続発行すること、「関西フォーラム15年」も編集の柱にすること、3月末に事務所の移転をすること、
③ 年会費の改定(個人会費を5000円から3000円にする)、連絡先の変更について「申し合わせ」の変更を行うこと、
④ 12月までの会計報告、が行われました。
報告については了承されました。
これにより、「申し合わせ」が1月9日から変更されることになりました。
また、事務所の移転にともない、メールアドレスが変更になりますので、ご注意ください。
新しいメールアドレスは jrcc-thara@ab.wakwak.com です。
このメールアドレスは通信可能な状態になっていますので、順次、新しいメールアドレスにきりかえてください。