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坂田雅子監督映画『失われた時の中で』

坂田雅子監督「枯葉剤」ドキュメンタリー作品の集大成

『花はどこへいった』『沈黙の春を生きて』につづく

『失われた時の中で』公開

 

『花はどこへいった』『沈黙の春を生きて』につづく坂田雅子監督のベトナムの「枯葉剤」を追うドキュメンタリー映画の集大成といえる『失われた時の中で』の公開が決まりました。

 

坂田監督はベトナム帰還兵だった夫の突然の死の原因が「枯葉剤」だったのではないかということから、ベトナムでの取材を始めました。そこで見たのは「枯葉剤」の影響を受けた障害児と、その周りにいる家族や医療関係者の姿でした。

『花はどこへいった』の取材から歳月が流れ、いまでは障害児は成長し、介護にあたる家族の負担はさらに大きくなっています。坂田監督のカメラがとらえたその現実は・・・・。

映画は8月下旬に東京で公開され、全国各地で上映されていきます。京都では9月16日から京都シネマで上映。

 

レイチェル・カーソン日本協会関西フォーラムでは、坂田監督の映画について、2012年9月に「『沈黙の春』出版50年記念フォーラム」で『花はどこへいった』、2014年4月、「レイチェル・カーソン没後50年記念のつどい」で『沈黙の春を生きて』を上映してきました。また、坂田監督には、同志社大学で開講された「レイチェル・カーソンに学ぶ現代環境論」の授業にもゲスト講師として出講していただきました。

坂田監督が新しい映画にこめた思いが大きく広がっていくことを願っています。

 

 

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